トロイ遺跡
ダーダネル海峡沿いの町チャナッカレから車で約30分に位置するトロイ(トルコ語でトゥルヴァ)の地には初期青銅器文明の頃から人が住み始め、紀元前2500から2000年ごろにはエーゲ海交易を通して繁栄していました。しかしその歴史は繁栄と没落の歴史を繰り返しでした。
紀元前800年ごろホメロスによって書かれたとされるギリシア最古最大の英雄叙事詩イリアスに登場するトロイ戦争が紀元前1200年ごろ起こり10年間に及ぶ攻防で町はやがて滅びます。
その後マケドニア時代にはアレキサンダー大王も訪れたと言われますが、長い年月の間に町は埋もれ人々から忘れ去られてしまいます。その後ドイツの商人シュリーマンが子供の頃に聞いたホメロスのイリアスに登場する伝説のトロイ戦争の話を史実として信じ事業で稼いだ費用で発掘を始めます。
現在第2都市とされ実際にはトロイよりも1000年以上も古い都市を発見しそれを機会に本格的な発掘活動が始められます。
発掘調査の結果、第1都市(紀元前3000から2500年頃)からはじまり第9都市(ローマ時代)にわたる9層からなる都市遺跡から形成されていることが明らかになります。 現在もテュービンゲン大学による発掘調査が続いています。
遺跡の入り口にはトロイ戦争の伝説にちなんで復元された木馬が設置されています。
























